ハーレーで必要なのはセンチではなくインチ工具

ホイール

ハーレーダビッドソンの愛用者は、メンテナンスだけではなく、カスタムまで自分で行う人が多くいます。そんなカスタム好きな人の必需品は工具です。ハーレーに必要な工具を揃えるためには注意点があります。それは工具がインチサイズでなければならないという点です。もともと車をいじることが好きだったり、日曜大工が趣味だったりすると、一通りの工具を所持していることもありますが、それらの工具がセンチ単位の工具であった場合はハーレー用には使用できません。なぜなら、ハーレーに使用されているボルトやナットは、すべてインチサイズで統一されているからです。

ハーレーのメンテナンスなどに使われる工具のインチ表示としては、4/1・5/16・3/8・1/2などがありますが、インチ表示に慣れていない人は何のことかわからないでしょう。左から順に、6.3ミリ・7.9ミリ・9.5ミリ・12.7ミリとなりますが、インチ工具というのは区切りのいいセンチにはなっていないのです。そのため、無理をしてハーレーのネジをセンチ工具で締めようとすると、ネジの頭が使い物にならなくなってしまいます。たった数ミリのことですが、ハーレーのメンテナンスやカスタムを自分で行う場合には、必ずインチサイズの工具を一式準備するようにしましょう。日頃のメンテナンスを自分で出来るようになるということは、ハーレーダビッドソンを長く乗り続けることにもつながることにもなるのです。

ハーレーのカスタムを自分で行う際のポイント

愛車のハーレーは長く乗るほど愛着がわくので、カスタマイズも出来るだけ自分で行いたい気持ちが生じるでしょう。バイクのカスタムは趣味の一環として広く認知されていますが、その一方で走行性能や安全性を損なわないように丁寧な作業を行う必要があります。初心者であればカスタムショップなどの専門業者に任せるのが無難ですが、自分がイメージした通りの形にならないことがあるのが難点です。そのため、納得出来る結果にするためには自分でカスタマイズする必要があります。

ハーレーのカスタマイズは専用のパーツが豊富なので取っ付きやすいのが特徴です。バイク情報誌やインターネットのサイトなどの情報媒体でもハーレーのカスタマイズは詳しく公開されています。必要な工具や作業手順も簡単に調べることが出来るので、初めてカスタマイズを行う人でも丁寧に作業を進めれば愛車の性能を損なわずに良い結果を得ることが可能です。また、カスタムパーツは正規のハーレーショップ以外に個人輸入で購入することも出来ます。日本国内では流通していない特殊なパーツを使ったカスタマイズが出来るのが個人輸入のメリットです。しかし、愛車の安全性を確保するためには詳しい知識が必要なので、作業に慣れてから挑戦するのが賢明です。

ハーレーのカスタマイズは愛車の見栄えを良くする他、より快適な走行を楽しむための性能向上を図る効果があります。自分でカスタムを施す際には目的を明確に定め、最適なパーツを使うのが良い結果に繋げるための条件です。